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大谷の故障とWBC



headlines.yahoo.co.jp



日ハムの大谷が故障で登録抹消になった。全治4週間から6週間とのことである。そのあとにインフルエンザとの報道もあり、復帰は当分先のようだ。

日ハムにとっては災難であるが、当面は踏ん張るしたない。中田も抹消となり、現在最下位である。ペナントは始まったばかりだが、さすがにファンとしては痛い。

大谷の故障はキャンプの頃から言われていた。WBCの参加を辞退して、キャンプも別メニュー調整だった。後半はそれでもオープン戦に参加して開幕に間に合わせたのだが。ここへきての故障である。当初は「何故WBCに参加しなかったのか?」と言われたが、やはり万全ではなかったのだろう。栗山監督が止めた言われているが、辞退して正解だったと思う。能力もあるが、やはり体調が基本である。故障があったら使えない。

でもそうは言っても開幕となると「多少無理しても使えるなら」と思うのも監督である。本人が「出る」と言ったら監督としても止められてない。大谷自身もWBCで負い目もある。マスコミも「何故大谷は参加できないのか?」と叩いたのだ。選手だって気にする。日本代表なのだ。もちろんそれだけ期待されているのも分かるし、そのために準備もしてきた。不参加に「ちょっと言いたくなる」のも人情である。

だから大谷も「無理しても出たい」と栗山監督に直訴したのだ。でも選手生命もある。故障の選手と登録して結果が出るはずもない。だったら他の「元気で調子の良い選手」を登録した方が勝てる。試合に使えない大谷を登録するのは、どう考えても無意味だ。登録選手一人分損失になるだけである。だったらじっくり治した方いい。

栗山監督はそう言う所に結構弱い監督である。巨人に移籍した吉川も「日本シリーズに強行出場」して故障した。あの時も吉川が「どうしても出る」と言ったから出したのだ。結果も散々で日本シリーズで負けた。でも選手生命で一度あるかないかの「日本シリーズ」である。投げないで終わったら悔いが残る。巨人みたいに来年と言う訳にもいかない。広島みたいに「25年ぶり」と言う事もある。その時に現役でいられる保証はない。それ以前にどれだけ長く現役を続けられるかもあるけどね。

だったら一か八かで投げたくなる。もう理屈ではないのだ。WBCもそうである。次があったとしても4年後である。その時に選ばれる保証はない。参加選手は誰だってこの日のため準備してきたのだ。本番で勝ちたい。投手だったら投げたいし、野手も打席に立ちたいに決まってる。チャンスは今しかない。

栗山監督は大谷をよく説得したと思う。「4年後があるから我慢して治療に専念しろ」なんてとても言えない。大谷からしたら「じゃあ栗山監督には4年後の未来がわかるのか?」って事になる。

なので、今回の中畑清の発言には疑問が残る。

引用部分

「WBC欠場した後に完治させるために治療に専念させなかったのかな。これから先、野球人生長いんです。不安を抱えながらプレーすることにどれだけデメリットがあるかっていることをなぜ考えなかったのかな」

引用終わり。

言いたい事は分かるけど、そうは言ってもペナントである。開幕である。監督にも事情あるし、選手にも事情がある。単純に「休め」とは言えないのだ。それをすべて「栗山監督のせい」にするのは酷である。中畑だって監督経験があるんだから、それくらい分かっているだろうが、「喝」とか言って批判するのも、酷いのではないですかね?

確かに番組の演出上のコメントだから理解はするけど、関係者が言うとなると別である。やっぱり外野が騒ぐし、野球社会の先輩後輩もある。故障は読めないのだ。治ったと本人が思っても、いきなり「違和感」も出る。全力で力を入れたら痛みが出たと言う事もある。

そういう経験は選手で無くてもある。腰痛持ちやぎっくり腰をやった人なら分かると思うが、腰を捻って「やった」と思う事は多々ある。気を付けているけど、やってしまう時はあるのである。そう言う事まで「監督の管理責任」と言われたらたまらない。

ちなみにそんな中畑にも前科がある。2015年のペナントでの事だ。筒香が故障して「明らかに使えない」のに強行出場させていた。チームが不調で連敗続きだったから、どうしても筒香に頼らざる得なかったからだ。結局故障の筒香は結果が出ず。故障は悪化して登録抹消。何のことはない。中畑自身もやっている事だ。当然周囲からは「ちゃんと二軍で治療すべき」と非難された。筒香だって選手生命がある。中畑は筒香の選手生命は考えなかったですかね?

もちろん、当時の横浜のチーム状態もある。背に腹は代えられなかったのだろう。だからそこは理解する。チームが連敗で状態が悪い時に、主力が「故障なんで休みます」とも言えない。ペナントの成否がかかっているのだ。あえてブラフの為に置くと言うのも無いわけではない。抹消されてたら故障がバレてしまうからだ。だからマスコミは気を遣う。明らかにスイングがおかしいのに「調子が悪いですね」と言葉をぼやかす。故障個所を報道で指摘したら利敵行為になってしまう。特に出身チームの場合は「分かってるけど報道では言えない」こともある。他チームに有利になるからだ。

だから中畑も「故障は見えませんからね」くらいにしとけば良いと思うのだが。中畑だってチーム事情でそう言う強行はしている。

もっともペナントはそういう物で、常に万全な状態ではない。選手もチームと常に問題抱えながら勝負している。それを中畑は監督として知ってるだけに、この発言は承服できないのである。

日ハムは今は苦しいと思うが、まだペナントは始まったばかりである。なにがあるか分からない。これからである。

この辺で締めたいと思います。

長文を読んで下さってありがとうございます。

 

 

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