菊川怜の脱独身



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菊川怜がフジテレビの「とくダネ!」内で結婚報告した。

それだけでは大した話ではない。大抵のタレントは結婚報告する。女子アナウンサーも「私事ですが結婚します」くらいは報告する。相手が著名人となるとなおさらである。特に女子アナは結構もてるらしいので相手の男性が著名人と言うのも多い。スポーツ番組のアシスタントとかだと「お相手は野球選手」ってもある。中井美穂は古田と結婚したし、木佐彩子は石井と結婚した。日テレだとジャイアンツの選手となんてのも多い。なので、ワイドショーで扱うのも不自然ではない。

フジテレビの身内騒ぎと言う批判もあるようだが、菊川怜はタレントである。女優業もしているので、一般人と言う物でもない。女優の結婚報告は特ダネである。それ
「とくダネ!」で電撃発表したに過ぎない。上手いやり方だと思うけどね。ワイドショーではどっちみちその手のネタは重要なのだ。「女性週刊誌」をテレビで放映しているようなものだからね。

「祝・脱・独身」と言う垂れ幕のが批判されているらしい。確かに配慮に欠けているとは思う。少なくとも独身女性は不快に思うだろう。これに関してフジテレビ社長が「配慮に欠ける」と発言したらしいが。少なくとも女性に反感を持たれる文言であることには変わりはないと考える。

もちろん私は男性なので「炎上のフジテレビか」と思うくらいであるが、女性の立場からだと違うのだろう。それは男性に対して「祝・脱・童貞」と同じくらい、微妙な問題でもある。多分男性は不快に思うだろう。できない非モテには深刻な悩みでもある。普通に「結婚おめでとう」で良いと思うけれどね。それを晩婚とか年齢で縛るのも配慮に欠けると言われても致し方ない。菊川怜が晩婚だからネタした訳で、もちろんそれがフジの狙いである。

フジも意図があってやっているので、やりたければやれば良い。それだけである。でも配慮には欠けていると考える。無駄な演出だと考えるけどね。

この場合の配慮は何かである。それは視聴者である。そして番組想定している視聴者である。「ターゲット層」とも言う。それを論ずるには「とくダネ!」と言う番組内と言うが重要な要素だ。

「とくダネ」は朝のワイドショーである。視聴者はF2と言われる34~50才の女性だ。大抵専業主婦か、パートなどの共働きである。それは午前8時からのと言うもある。子供は学校、夫は会社。遅めの朝食をとりながら「ワイドショー」である。だから内容が「女性週刊誌」になるのも当然だ。見てるのは女性なのだから。最近は変わってきたが、ワイドショーは昭和の時間感覚の編成だから「昼にテレビを見るのは専業主婦」と言う設定で番組が作られている。当たり前である。学校ではテレビは見ない。職場でもテレビは見ない。勤務中だからだ。その人達のための番組を作っても意味がないのである。

最近はそれでも「夜勤」とかあるから、男性が昼間に家にいる事も多くなった。でもそういう人は「ワイドショー」は見ない。BSの「メジャーベースボール」とかを見る。そもそもそう言う想定で番組内容は出来ていない。仮に擁護されたとしても意味がない。そもそも「ターゲット」ではないからだ。視聴率が上がらなければ収益には繋がらない。そして批判しているのは女性である。見ているから批判するのだ。なので、番組としてはその「女性層」に配慮する必要がある。不快になって「スッキリ」とか「ビビット」とかにチャンネルを変えられたら困るのだ。だからワイドショーではその手の話題は配慮する。「子育ては女性がするべきだ」とか言ったらアウトである。女性に興味のある話題を提供して、反感を持たれる発言は控える。「不倫は文化だ」なんてワイドショーで言ったら不味い。もちろん家計に直撃する消費税は反対だし、待機児童は重要なテーマである。

視聴者が知りたい情報を提供しているから、当たり前である。難しい国際情勢より、福山雅治の結婚の方が重要なのだ。そんなの当然で、地球の裏側で何か起こっても直接生活には影響しない。実感もなければリアルでもない。それよりスマップの解散の方が影響がある。リアルなのである。毎日テレビがスマップがいて、それが続くと思っていた。それが突然の解散である。ファンにとっては「世界が終わった」と思うだろう。ロシアがクリミアをとったとか言っても「クリミアってどこ?」である。全然実感がない。

そして無関心の出来事は視聴者とってはどうでも良い。だからクリミア問題もスマップ問題も実は同列で「ただの情報」に過ぎない。受け手にとって「重要かどうか?」の違いだけである。

そしてマスコミは「視聴者が知りたい情報を提供する」仕事である。そして番組には対象がいる。ニーズがある。ターゲットがあってこそ成立するのだ。そしてフジはその「ターゲット層」に対して配慮が欠けていたから炎上したのである。そして復興大臣の問題発言も「被災者」と言う対象に配慮がなかったからだ。それを「被災者に配慮すべき担当大臣」の復興大臣が言ってはいけないのである。

かように配慮と言うは対象があってはじめて成立する概念である。

この辺で締めたいと思います。

長文を読んで下さってありがとうこざいました。

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