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自力優勝

 

headlines.yahoo.co.jp



ロッテの今シーズンの自力優勝が消滅した。

引用

 ロッテは37試合目で自力Vが消滅。9勝27敗1分けのロッテが残り試合に全勝すると、115勝27敗1分けだが、首位の楽天(24勝9敗)が、ロッテとの残り18試合に全敗しても、ほかのカードで全勝なら、116勝27敗となり、ロッテは楽天を上回れないため、自力優勝がなくなった。

 早期の自力V消滅には、90年のダイエーが5月29日に37試合目で消滅。58年の近鉄は5月22日の35試合目でなくなった例がある。05年の楽天が4月30日、29試合目で自力1位が消滅しているが、この年は、上位3チームによるプレーオフで優勝が争われたため、自力Vは残った。

引用終わり。

自力優勝と言うのは「直接対決で勝てば優勝できる」と言う意味である。例えば6チームで10試合づつのリーグ戦の場合。合計で各チームは50試合のリーグ戦である。そして首位が11勝0敗で最下位が0勝11敗とする。直接対決は10試合しかない。仮にその試合をすべて勝っても首位は11勝10敗、最下位は10勝11敗である。他チームの対戦には関与できないので、それは運で祈るしかない。それが「自力優勝消滅」である。

大抵自力優勝消滅はオールスター後あたりから最下位のチームに起きる。残り試合は減っていくので必ずそうなるのだ。もちろん直接対決をすべて消化してしまえば「自力優勝」は消滅する。対戦そのものが無いからだ。後は他のチームに勝ってもらうしかない。

マジックと言う概念がある。これも自力優勝に関係している。これは「首位と他のチームすべてが自力優勝が無くなった」時点で点灯する。例えばマジック20は「首位があと20勝すれば優勝」である。これはもうどうしようもない。他のチームの自力優勝が無いのだから。あと首位が負けるかどうかだけである。なのでマジックも終盤には必ず点灯する。残り試合との兼ね合いだけになるからだ。例えばマジック1でも最終戦なら勝たないと優勝できない。逆に10残っていても、残り試合が20試合あれば五割でも優勝できる。

時としてマジックは2位のチームに点灯することがある。これは残り試合に開きがある場合だ。どうしても雨で中止がある。日程消化は均等ではない。特にホームがドーム球場で無い場合は、雨で中止は多い。楽天など日程消化が遅い方である。広島も多かった。

例えばこんな例である。6チームで3試合づつ15試合のリーグ戦とする。直接対決は消化したとする。

1位、7勝6敗残り2試合、勝率5割3分8厘
2位、5勝5敗残り5試合、勝率5割
以下省略。

現状の勝率では「7勝6敗」が首位だが2位のチームに「マジック5」が点灯する。1位があと2勝しても9勝6敗だが、2位が5勝すれば10勝5敗だからだ。そして1位に「自力優勝」は無い。直接対決が無いからだ。自力で2位に負けを付けることができない。

こう言うケースもある。

かように、ちょっと複雑で分かりにくい自力優勝とマジックだが、流石に交流戦前の5月ともなるとロッテのファンもしてもしんどい。気分はもう9月になってしまう。大抵マジックが点灯するのが8月半ばから9月初めである。最下位でももう少し優勝の可能性を期待したいのだ。

首脳陣も頭が痛い。監督の進退にもなる。現実的に見て、優勝は無い。プレーオフも絶望的である。この成績で来期も監督続投とはまずならない。水面下では来期の監督人事が始まっている。相手にも予定がある。野球解説など、契約があるからオファーしても、先方にも契約がある。交渉するなら早い方が良いのだ。仮に監督をするなら解説の仕事は休まないといけない。

受ける方も不安である。人事なので分からない。内定取り消しなんてこともある。でも解説の仕事もある。事前に断りを入れておかなければいけない。なのでオファーを断るケースも多い。もう解説の仕事が決まっているから、違約金は発生したりするのだ。

なので、事前に「監督を休養」させる訳である。報道が出れば、次期監督も安心して、来期の計画が立てられる。オファーしやすい。休養と言っても、実質更迭である。辞めることが確定なので、人事担当も仕事がしやすい。どのみち、誰がやっても今シーズンは終わったのだ。来期の為の準備をした方がいい。

それでも監督が決まらない場合がある。その場合は内部昇格で「暫定監督」になる場合が多い。楽天の大久保監督がそうだった。大抵は1年契約である。新監督が1年で結果を出すことはまずない。つまりその間に「本命の監督を招聘する」のである。つまり大久保は繋ぎである。大久保は2軍監督だった。チーム事情も知っている。繋ぎとしては適任である。だから1年契約なのである。あくまで繋ぎなので1年で辞めてもらわないといけないからだ。

とにかくロッテはしんどい。ここは焦ってもしょうがないので、来年獲得する外国人を探したり、若手を使って経験を積ませるとかした方が良いだろう。シーズン途中で補強して結果が出る事は稀である。こういう時こそ阪神の金本監督のように「超変革」で若手を使うべきである。とは言うものの、現場の監督はどうしても結果を出さないといけないので「休養」と言う事にもなるのだが。辞める監督が来期の為に選手を育てたりしない。次の監督の手柄になるだけだ。だったらやりたいように采配して去っていきたい。なので休養と言う事にして現場から外すのだ。

このようにして監督人事も裏では色々ある。それもプロ野球の楽しみ方の一つだと思っている。

この辺で締めたいと思います。

長文を読んで下さってありがとうございます。

 

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