支持率とポイント



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支持率とポイントの話を書きたいと思う。

引用

時事通信が9~12日に実施した6月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比1.5ポイント減の45.1%で、4カ月連続の減少となった。

 不支持率は同5.0ポイント増の33.9%で、3割台に乗ったのは昨年10月以来8カ月ぶり。学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設をめぐり、当初存在を否定していた文部科学省の内部文書について再調査に追い込まれるなど、政府対応への批判が背景にあるとみられる。

引用終わり。

安部総理の支持率の変動は大したことはない。1.5ポイントなどで前回の支持率は46.6%で、不支持は28.9%である。支持率にほとんど変化はない。不支持は上昇したと言えるだろう。世論調査は「どちらでもない」があるので、足しても100%にならないものである。残りは「どちらでもない」だ。

支持率の変動の単位は「ポイント」である。「%(パーセント)」ではない。あくまで「ポイント」と言う単位である。厳密には「パーセントポイント」と言う。

これは分数の分子と分母の関係による。%は100の分母に対して分子の数である。5割で半分なら50%だし、一割で0.1なら10%だ。当たり前な話で、どうと言う話ではない。

でも常に分母は100ではない。その場合も「分母を100として%表記」することがある。二割引きなら「20%オフ」だし、3割増量なら「30%アップ」である。元の量は関係しない。あくまで「分母を100とした場合」である。

なので支持率の変動は%表記だと面倒になる。例えば支持率50%から55%になったとする。この場合「元は50だから10%上がった」事になる。5%ではない。50の5%は2.5だからだ。なので52.5%になってしまう。逆に「10%下がった」も母数によってまちまちだ。支持率50%なら5下がって45%になったことだが、30%なら3下がって27%になった事である。ややこしいのだ。

なので「バーセントポイント」と言う単位になるのである。日本では省略した「ポイント」と言う。したがって「支持率50%で5%上昇して55%になった」は誤りである。必ず「ポイント」と表記しないといけない。正しくは「支持率50%で『5ポイント』上昇して55%になった」である。

これは一般人でも知らない人が多くて、昔「週刊フジテレビ批評」でも解説していた。視聴者の質問があったからである。「何故パーセントじゃないのか?」と言う質問だった気がする。そんな投書にも答えていた。

なぜこんな事が書きたくなったかと言えばこれを読んだからである。割と星を付けてくれる人のブログである。

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確かに日本語の表記では名前の区切りに「=」を使う。正確に「等号(イコール)」では無くて「ダブルハイフン」である。フォントは厳密には違うが大抵等号を代用して使っている。文字化けとか起こす可能性があるからだ。

実を言うと私もこれを忘れていた。最近は「・」で区切っていたりして、その印象が強いせいもある。なので私も「等号」で読んでしまった。所謂「ラノベ系」のクローンとか異世界遭遇でそう言う表記になったのかと思ったのだ。「レオ=レオニ」なので、違う名前だったら名前の区切りだと分かったかもしれない。特にラノベなど表記が自由になってきて、数式のような文章を書く作家もいる。「男+女=セックス」みたいな表記もアリだ。

もちろん文学の新しい可能性の追求ではアリなので、批判する気は毛頭ない。

ただ「パーセントとポイント」の違いくらいは義務教育でしっかり教えた方が良い。分数の勉強にもなるはずだろう。少なくとも義務教育で教わった記憶はない。単純に計算の方法や方程式ばかりである。だから「パーセントとポイントの違いが分からない」のである。

年号や方程式より「もっと前に教えるべき初歩的な事がある」と義務教育にはあると思えるのだが。

この辺で締めたいと思います。

長文を読んで下さってありがとうございました。

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