内閣改造

 

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安倍内閣内閣改造が8月3日にあると言う。そこで少し内閣改造について書いてみたくなった。

今の内閣は2016年8月3日に発足した。丁度一年前である。留任で無ければ大抵内閣の任期は一年程度だ。そして特別な日程がなければ8月から9月に内閣改造する。解散総選挙があれば内閣は総辞職だから、選挙後は新しい内閣である。選挙に勝っても負けても内閣の陣容は変わるのだ。

なので今回の内閣改造は事前に計画されているものだ。支持率が下がったからではない。党内人事である。党内には「入閣待機組」と言うがいて、順送りで大臣になる。当選回数とか序列とかで「次は大臣」と言う政治家である。政治の世界も年功序列なので大臣にしないと都合が悪い。だから問題のある大臣が出てくるのだ。昔はもっと多かったと言う「派閥順送り人事」と呼ばれたものだ。

なので定年前の名誉職で大臣だと1年程度が限界である。大抵「力のない省庁」に割り当てられる。文科省などはあまり重要でない省庁と言われている。あとは環境省とか消費者庁とか、あと特命大臣でポストを用意して補填するのだ。もちろん「目玉人事」と言われる。内閣のアピールのためにも使われる。特命大臣にして「お試しと抜擢人事」である。抜擢人事は内閣のアピールポイントだ。女性とか若手ととかを特命大臣として起用する。

そういう人事異動は時期についても大抵は7月終わりか8月上旬である。それにも事情がある。その時期は「比較的に暇」なのだ。内閣改造がやりやすい。

まず1月から6月までは大抵「通常国会」である。会期中に内閣改造なんかできない。予算審議に影響する。引継ぎができない。予算関連法案の審議もある。担当大臣として答弁しないとダメだ。そんな時期に内閣改造する総理はほとんどいない。もちろん会期中に首相が辞任してしまった場合とか解散総選挙とは別だけどね。

大抵通常国会は会期を延長する。今回も延長論があった。重要法案が成立が難航する。今回は加計問題もあり、延長するかが話題となった。大体6月の終わりごろまで会期である。そしてこの時期に毎年サミットがある。5月から6月の間に行われる。サミット直前に内閣改造と言うのもできない。直前に外務大臣が変わったらどうなの?って話にもなる。何かとサミットの対応で忙しいので、この時期の人事異動はない。終ってからだ。

9月からは大抵臨時国会が行われる。9月に国連総会がある。その後の10月に臨時国会開催はずれ込む事も多い。大抵景気対策補正予算の審議もあるから開催される。今年のように災害対策もある。補正予算で予算を付けなれば対策ができない。そして省庁では来年度の予算の作成が始まっている。通常国会は予算審議なので、原案は内閣である。その準備をこの時期から年末にかけて行う。なので12月に内閣改造とかもしずらい。もう予算原案は出来上がっているのだ。それでなくても一般社会でも年末は忙しい。そんな時期に人事異動なんかやっている暇はないのである。

しかし、人事異動はしなければいけない。適当に内閣改造してポストを与えないといけない。となるとこの時期にやるしかないのだ。なので予定された内閣改造である。もちろん「どうせ改造するから」と大臣を引っ張ったとは言えるけどね。更迭となると経歴にも傷が残る。だったら2週間延ばして「通常の人事異動」にすれば傷も残らないと言う配慮だ。それだけ稲田防衛大臣が首相のお気に入りなんでしょねって事である。

でもって、消去法で8月になるのだが、8月15日前後はお盆である。政治家も選挙区に帰って支援者に挨拶とかする。また、選挙区の祭りなどのイベントに参加する。こういう支援者に対する「日常の政治活動」をするのが8月なのだ。なのでお盆の前後には内閣改造はしない。終戦記念日もあり天皇は式典に出席する。もちろん総理や大臣も出席する。昨年は稲田防衛大臣スーダンに視察に行って問題になった。全国戦没者追悼式を欠席したのだ。これは記憶にある人もいるだろう。だから8月と言っても13日とかに改造は出来ない。八月上旬か下旬になるのである。今年は8月3日、上旬である。全国戦没者追悼式に防衛大臣として稲田を出さなくていいと言う配慮もあるかもだが、傷にならずに更迭出来るなら早い方がいいと言う判断だろう。問題閣僚が多いからね。

内閣改造の日程も、実は結構意味があるというのが今回の話でした。

この辺で締めたいと思います。

長文を読んで下さってありがとうございます。


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