天気と経済

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このところ北日本と東日本では涼しい日が続いた。最高気温が25度を下回る日もあったそうで、若干過ごしやすい。気象庁の長期予報では「8月は酷暑」と言っていたので、暑いのは苦手な私にはありがたい。そのせいでアイスクリームなどの夏季商品の売り上げが不調とか、夏野菜の生育が思わしくなく、高値だとか。プールなども客が入らないそうだ。

お盆付近の冷夏と言うと2003年の夏は冷夏だった。特にお盆付近が寒かった記憶がある。調べてみると2003年の8月15日の最高気温が20.3度。これだと涼しいを超えてちょっと寒い気温である。確か「プールじゃなくて大江戸温泉が繁盛した」と言う話題もあった。確かにこの気温では「プールより温泉に入りたい」と思っても当然だ。

時に天気予報と言うのがある。基本的に気象庁が天気の予測をして、予報を出しているおなじみもものだ。最近では民間の気象予報もあるので、そっちも見る人もいるだろう。もちろんこれにも資格がある。「気象予報士」である。元TBSアナウンサーの森田正光も一度試験に落ちたと言う資格でる。天気の仕事をしていたので、当然合格だと思っていたらしい。今では気象予報士は天気の解説もしているので資格くらいは知っているだろう。

これも規制緩和によって作られた資格である。元々天気予報は気象庁しか出来なかった。勝手に「明日は雨」と予報したらいけなかった。ニュースの天気予報は必ず「気象庁発表」である。それを伝えるだけだ。

なので予報を外すと気象庁に苦情が多いそうだ。今でもあるらしい。明日は晴れと言って雨だったとか、苦情は酷いらしい。一見するとクレーマーだけど、苦情する方はマジである。雨が降ると野外イベントが中止になったりするからだ。

イベントの中止はその手の関連業者には死活問題である。明日の天気次第でイベントを事前に中止しないといけない。学校の遠足だって「雨天中止」はある。誤報では済まされない。特にプロ野球など昔は「雨天中止」は多かったから、観客動員を見込んで仕入れている弁当などは大打撃だ。祭りの屋台なども天気に左右される。気象庁に苦情の一つも入れたくなるのも人情である。仕入れた食材がおじゃんですからね。

だから勝手に占いのような「天気予報」を公表されたら問題である。風説の流布である。それが緩和された。もちろん気象学の知識を持っていなければならない。だから「気象予報士」と言う資格を作ったのである。「気象庁の予測だと晴れだけど、もしかしたら夕立があるかもしれない」とかね。「所により一時雨」と言うのは「山間部では夕立があるかも知れない」と意味ある。不安定だからそう言う所では雨が降るかも知れないと言う意味である。山は天気は変わりやすからね。結婚式とかで「貸衣装だから絶対濡らせない」とかもある。そう言ったきめ細かい予報に対応するための資格でもある。

もちろん災害対策も天気予測を基にしている。これは台風などの大規模な物から、強風で「飛行場で飛行機を飛ばして良いか?」などもある。雪山登山などで遭難して「捜索できるか?」も天候次第である。二次遭難など事故が起きるからだ。そう言う判断は気象庁の予報だけでは難しい。きめ細かい予測をする専門の民間予報会社にしてもらうのである。

天気情報は軍事機密と言う国もある。戦時中の日本では天気予報は公表されなかった。飛行機が飛べるかわかってしまうからね。ドイツ軍の「バルジ大作戦」も天気予測で「連合軍は飛行機を飛ばせないから空爆されない」と判断して実施された。当時は既に制空権は連合軍の支配下だったからだ。元寇の「神風」と言う逸話もある。もちろんアメリカも「九月は台風が多い」から本土決戦は10月以降に計画していた。比較的天候が安定している10~11月に九州南部に上陸を予定していた。冬は西高東低で季節風が吹いて、晴れるけど海が荒れるからね。上陸に支障が出る。ノルマンディー上陸の当日は悪天候で、ドイツ軍は「上陸は無い」と思っていたが決行された。それが奇襲にもなったのである。

でもって冷夏である。夏季商品など気温に左右されるのは言うまでもない。一見「暑ければ良い」と思いがちだが、実は違いがある。例えばビールである。夏定番のアルコールだ。でも一番売れるのは「28度」付近で「30度以上」だとそれほど伸びない。暑すぎるのだ。30度越えて伸びるのは「かき氷」などである。アイスクリームも「30度以上」から伸びる。なのでビヤガーデンが流行るのは夏ちょっと前の5月終わり~梅雨明け前後である。暑いけどアイスほどじゃない。そんな時期に飲みたくなるのである。

もちろんこれ以外にも季節商品と言うのはある。ラーメン屋などで「冷やし中華始めました」とか見かけると「夏が来たな」と思うものだ。逆にコンビニでおでんが始まると「秋」と言う感じになる。冬だと石焼き芋だ。もちろんテレビCMなども「風邪薬」のCMを見ると冬を感じる。夏のとると虫刺されのかゆみ止めとかになる。「キンチョウの夏、日本の夏」と言うフレーズも懐かしい夏のフレーズである。当然天候に左右される。

「夏ソング」なんてのもある。夏になると聞きたくなる歌謡曲だ。TUBUなど「夏しか売れない」とか言われるアーチストもいる。もちろん冬の活動しているが。

普段何気なく見ている天気予報だが、意外に重要なのだ。

この辺で締めたいと思います。

長文を読んで下さってありがとうございます。

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