電磁パルス攻撃と旧日本軍

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北朝鮮が水爆による電磁パルス攻撃(EMP)の攻撃を考えているようだ。上空で水爆を爆発させてその電磁波を利用する攻撃である。一応各国も研究しているみたいだが。実用化できるのかも不透明である。水爆実験の時ハワイで停電したとか言うけど疑わしい限りだ。別の理由で停電したんじゃね?

電磁波を利用した軍事研究は戦前からある。旧日本軍も「殺人光線」と言う研究をしていた。陸軍中野学校の管轄で研究していて、詳細は不明だが、電磁波の研究もしていた。

電磁波というのは単純に言うと電波だ。振動である。なので水などの液体も振動する。振動すると発熱するのでそれで「殺人光線」である。マウスに電磁波は当てて蒸発させる実験とか熱心だったと言う。現実には「そんな強力な電磁波作れない」から失敗して同然なのだが、自動車の電気プラグをショートさせる研究あたりでは無いか?と言う説もある。はっきり言って兵器研究としてはほとんど意味がない。エンジンもシールドされており、ほとんど効果がないからだ。

確かに原理的には正しい。それは民間に普及して「電子レンジ」が出来たからだ。あれは電磁波を熱に変えて調理する。だから内部の水分から発熱する。最近は高層マンションなんかでは「電磁調理器」も普及しているが、あれも火が出ている訳ではない。もしそうなら火災のリスクがある。火を出さすに調理できるから高層マンションに普及したのだ。火災の時消火が大変だからね。

電磁波は電波なので金属は反射する。だから普通の金属食器などは電子レンジで使えない。IHヒーターも「専用」だから使えるのだ。反射してしまうからね。もちろん反射するから、返ってきた電波で位置を特定できる。レーダーはその技術の応用だ。船は金属の塊が浮いているようなものだからね。反射する。それを受け取るのだ。

なので電子レンジは強力な電磁波は出す。中の分子が振動するほとなのだ。周囲の電子機器に影響が出ないはずがない。そもそもそのレンジ自体も電子機器だ。そんなの水爆の比ではない。数センチ先で出しているのだ。故障しない訳がない。

もちろんそれを想定してシールドして作ってある。大抵の電子機器はシールドされている。電磁波は出す製品は大量にある。電化製品のすべてと言っていい。それらが常に空中を伝わって電化製品と影響しあっている。もちろん繊細な製品もある。携帯電話が心臓のペースメーカに影響すると問題になった。それくらい日常に既にあるものだ。だから大抵は対策は取られている。エンジンのプラグも電波を出す。その電波が、カーステレオのノイズになって出ることもある。だからエンジンは漏れない様にシールドされている。運転中にカーラジオからノイズが入ったら嫌だからね。だから外部から電磁波を当てても意味がない。反射するからだ。もちろん違法電波と言うのもある。付近の工場や鉄道の高架線も電磁波を出す。知人は新幹線の高架線の近くに住んでいて「ノイズでFMラジオがダメ」と嘆いていた。新幹線が通過すると火花でノイズが出る。音楽が台無しだ。もちろん雷なんかも電磁波を出す。それと同じだ。

もし水爆で離れた場所の電波障害が出るなら、これくらいの事は起きないと不思議ではない。水爆で電磁機器がとか、爆笑である。オカルトネタもここまでくると笑えるがフジが報道で解説するとそうもいかない。本気にする輩もいるのだ。電磁機器な壊れるほどの電磁波なんか作れっこない。それ以上に対策されいるのだ。はっきり言って上空の水爆の電磁波などほとんど影響しない。それ以上に5センチ先で水が沸騰するほど電磁波を出している電子レンジのほうが強烈だ。内部の時計やタイマーはそれに耐えないといけないのだ。上空の水爆の電磁波は水が沸騰するなら少しは理解してやってもいい。

ちなみに「電磁波過敏症」と言う病気もある。これは電磁波に過敏に反応してしまう病気でアレルギーのようなものだ。このような症状を持っている人は大変である。日常は電磁波であふれている。電化製品はもちろん、電線からも電磁波は出る。実際高架線の近くの住民が訴訟を起こしたりもする。一時期は妊婦とPCの影響とかも騒がれたものだ。PCから出る電磁波で胎児が影響を受けるのではないか?とかね。一日中PCで事務をしているからであるが、それなら「一日中テレビを見ていたら良くない」になってしまうけどね。当時のブラウン管は電磁波は多く出すからね。

そうした日常の電磁波を全く考えずに、やれ水爆だ、電磁パルス攻撃だと騒ぐのもミリオタらしくで笑えるのだが。全く電磁波は理解していないのだ。もちろん声高に健康被害を叫ぶ輩もそうだけどね。

この辺で締めたいと思います。

長文を読んで下さってありがとうございました。

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