解散総選挙と小池百合子

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安倍総理衆議院を解散した。

選挙は10月10日公示、22日投開票の予定だ。その前から、解散の意思は発表しており、既定路線である。解散自体にはたいした意味は無い。安倍総理としては、臨時国会で加計問題で混乱するのを避けたかっただけである。だから冒頭解散である。国会が始まったら意味ないからね。臨時国会は開かない訳にもいかないから開会だけやって解散である。

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このタイミングの解散は無いと思っていた。自民党は288議席持っている。単純に理由がない。改憲もある。臨時国会で審議しないと、来年の通常国会に間に合わない。もし改憲するなら開かないといけないのだ。だからどうする安倍ちゃんと思っていたら解散である。こんな議席を維持できるはずがない。自民党だって問題が多い。少なくとも20議席は減らすだろう。これだと公明を入れても改憲は無理だ。だから解散しないと思っていた。岸田の調停能力に期待したと思った私である。

それ程までに加計問題が怖いのか?一応色々安倍総理は言っているが、加計隠しなのは間違いない。それ以外に考えられないのだ。九州豪雨の対策だって補正予算が無ければ何もできない。緊急手当は出来るが、本格復旧となると補正予算が必要だ。その議論は臨時国会である。その後にも台風が来て被害が出た。今年は北九州の豪雨が多い。その予算審議を投げ出して解散である。大抵毎年補正予算を組むので、そのためにも臨時国会を開くのである。

もちろん景気対策もある。よく公共工事の前倒しで景気対策をするが、確かにこれは「朝三暮四」だ。前倒しで執行しているだけである。その指摘は正しい。でもそれは必ず「補正予算」がセットなのだ。秋の臨時国会で追加の景気対策をするから、織り込みで対策になるのである。必ず追加の財政出動があるからね。臨時国会はその為に開くのた。予算だから国会を通さないといけない。

 

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でもって選挙であるが、これはやっぱり現職が強い。地盤があるのだ。当然現職と新人では、現職に公認を出す。これが基本である。投票する支援者がいるから現職なのだ。風と浮動票だけではない。小選挙区ともなれば組織票がものを言う。死に票が多く出るからだ。少なくても堅い地盤があると有利である。だから現職である。

自民が議席を失うのは間違いない。どうやっても票は伸びない。間違っても自民単独で300議席など取れない。野党が分裂しているから288取れたのだ。これが二大政党なら自民党は負けている。それは得票数を調べれば分かる。だから元々が多すぎなのだ。せいぜい50議席減の233くらいだろう。公明を入れて過半数だ。公明をいれて絶対安定多数の266を確保できるかだろうけどね。自民単独で確保できたら奇跡である。それなら安倍解散は勝ったと言えるだろうけど。それでも22議席失うのだ。今の自民党議席が如何に優位かが分かる。そんな優位に解散する総理は見た事がない。だから自民党内も解散に反対であった。そうだよね。絶対失うから。落選する。厳密には定員が10議席減るので465議席過半数は233だから220とかもあり得る。それだと68議席失う。

そして、今回の選挙は小池百合子が話題である。「希望の党」を立ち上げて代表になった。橋下徹の「日本維新の会」のような騒ぎである。民進党は実質解党して小池新党に合流するらしい。比例区はどうなるのか?「民進党」って書いて良いんですかね?それとも無効なのか?比例の名簿は政党が出すから、当然小池新党の名簿には民進党の議員は載せられない。小選挙区は「独自の公認は出さない」としているけどね。

まあ結局全面的な候補者調整で、比例区は別なんだろうけど。民進党小選挙区で現職でいる所は小池新党が乗って、それ以外では小池新党に民進党が応援すると言う感じだと思う。日本維新の会がどう動くか見ものだけど、小池に乗るのか?それとも独自路線で埋没するか?森友の元お友達ですからね。その割に公明党みたいに自民と連立も出来ず。人気は小池新党ですからね。新鮮味も無くったし。

共産党はいつもの独自路線を貫くだけだ。どの道民進党は解党だから、共産党に近い現職はそっちに行くだろう。小池新党だって公認はしないだろうしね。共産に行って頑張れば勝てる可能性がある。元々地盤は共産党は強固である。左派はそっちに行くだろうね。そして逆風でも勝ってきた民進左派の現職なら「小池人気より地盤のある共産で」と思うだろう。

小池新党は人気はあるけど、全国展開できる実働部隊がいない。だから民進党の現職が欲しいのだ。後援会組織をもっているからね。金だってある。でもって民進が負けた選挙区には小池新党の新人を投入する。そこだけ勝負すればいい。次点で負けた民進候補者も小池新党に鞍替えて出馬で対応できる。どの道小池新党は自前で候補者は擁立できないのだ。金もなければ人材もいない。

まあ民進が前原だから、共産よりの現職は割れるだろうし、話は進んだのだろう。元々前原は共産との連携には反対だった。党内に左派がいたから付き合っていただけである。小池旋風は渡りに船かもしれない。どの道民進は沈むのだ。乗り換える新しい船は小池新党しかない。

そう考えると細野豪志の離党も裏読みもできる。先発部隊である。リスク分散のための離党た。小池新党が良ければ合流し、ダメなら共産と連携である。その試金石で出したと言う見方もできる。もちろん後からだから、前原は細野の下に付くことは間違いないけどね。どのツラ下げて挨拶に行くんでしょうかね。まあそんなメンツにこだわっていたら政治家はできないのだろう。当落は死活問題だからね。

もちろん喧嘩も離党ドミノもすべて八百長で離党も作戦だったら凄いけどね。はじめから解党で、退艦できる奴から逃がしたとも言える。細野は小選挙区でも強いから無所属でも何とかなるから離党させたのだ。

面白いのは維新だ。親自民の路線を転換するか、それとも小池新党と戦うかである。小池が橋下徹を引っ張り出したりしたら面白い。どの道維新は東京では勝てないのだ。大阪で候補者調整して統一候補で戦った方が良いと思うけどね。それなら自民、公明に勝てる。どうせ大阪都構想以外目立った政策は無いんだから。

この辺は色々なオプションがある。橋下が維新から小池新党で出馬するとかね。総裁候補は橋下である。小池は都知事だからだ。「総総分離」と言うのがある。党の総裁と総理大臣を分離する考えだ。小池は都知事だから、総理にはなれない。だから看板になる橋下徹を使うのだ。どうせ冒頭解散とか「何でもアリ」だから、総理だって何でもアリだ。そうなったら維新も滅茶苦茶だ。小池新党と合流するのかね?

もしくは小池自身が都知事を辞めて出馬する可能性もある。都知事の後任候補で橋下徹とかね。その場合は勝手に都知事選に出ちゃうかもしれないけどね。

まあ戯言も交えて書いてみた。何はともあれ、解散はした。有権者が選挙で審判する機会である。自分の一票は有効に使いたいものである。

この辺で締めたいと思います。

長文を読んで下さってありがとうございました。

 

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