貴乃花と協会とマスコミ

news.yahoo.co.jp

例によって日馬富士の暴行事件の話であるが、もう送検されてあとは司法の判断だから、どうでも良い話題なのに、未だに何故かマスコミが騒いでいる。

こう言う所が「マスゴミ」の最たる所だ。もちろん相撲は日本の国技とも言われている。協会は公益財団法人で特別待遇だから、暴行事件は報道すべき事案であると思う。政府が許認可を出している。保護の対象だから税金など優遇されているのだ。国民が監視する権利がある。もし不適切なら免許を取り消せばいい。公益性があるか決めるのは行政機関の政府である。なので国民が相撲協会の内情を知る権利がある。

しかしもう警察や検察が動いている刑事案件なんだから、取り立てて報道する必要はない。興味本位なだけだ。でもそれで部数や視聴率が上がれば業績は上がるので報道している。マスコミの報道は実のところ「なんでもいい」のだ。要は新聞を買ってくれればよいだけである。なので「過剰報道」になるのだ。

過剰報道とは、報道のねつ造ではない。確かに事実ある。取材もちゃんとしている。ただその報道が「過剰」であることが問題なのだ。たとえば悲惨な交通事故が起きたとする。確かに交通事故は減らさなければいけないが、マスコミは人気のネタなので飛びついて「今日交通事故で子供がかすり傷を負いました」と報道する。確かに事実だけどそんなのは日常である。それを誇大に過剰に報道する。そうすれは紙面が売れるからだ。

今回の事件もそれである。もう暴行事件としては捜査しているので、報道の重要性は高くない。そんな刑事事件など日常にある。にも拘わらす、未だに騒ぐのがマスコミなのだ。そして事態は何も変わっていないのに、延々と取材する。相撲協会貴乃花部屋に出向いたことが報道に値するとは到底思えない私だ。

そして5回行って会えなかった。居留守とか?もうどうでも良い話である。嫌な奴に会いたくなくて居留守使う事が報道に値して論評する価値があるのでしょうかね?。もちろん事態に変化があるならまだ分かる。何も変わっていないのだ。

マスコミもネタが無いのか、連日同じような報道をしている。再放送かと思うくらい同じことしか報道しない。コメンテータも同じなので、コメントも再放送かと思うくらいだ。よくまあ飽きずに毎日見る人もいると思うけど。それがマスコミなのだろう。

時にマスコミにも報道姿勢がある。依怙贔屓や偏向がある。それは人の集団である以上致し方ない。絶対の更生中立など、まずありえないのだ。

そして、今回はマスコミは協会よりで貴乃花は不利だと言われる。別に協会の圧力とか陰謀を言うつもりはない。あるとは思うが、それは本筋ではない。マスコミはどっちでもいいのだ。つまり「紙面が売れればいい」のだ。貴乃花を擁護して紙面が売れるなら貴乃花につく。それだけのことだ。思想や信念なんかないのである。だから特定の思惑もないのだ。だって得にならないからである。

思惑で考えるなら「紙面が売れるか?」である。これは経営にかかわる死活問題なのでどんなジャーナリストでも思惑がある。売れないと生活できないのだ。その点に注目すればマスコミと言うのが見える。

例えばスポーツ中継である。負けている方を応援する。原則的には別にそのチームのファンと言う訳ではない。でも白熱している試合に見せなければ、視聴者は飽きる。紙面は売れない。だからバイアスをかけるのである。チャンネルを変えるからね。視聴率を上げたいのはどのテレビ局でも同じだ。つまりは「白熱すればいい」。延長戦にでもなれば視聴者は最後まで見る。それを時間の都合で打ち切るから地上波のプロ野球は非難されるのだ。当たり前である。

なので、今回の騒動も、事態が収束してしまうと困るのは、実はマスコミである。報道するネタがなくなるからね。なので騒動を拡大させる方向になる。扇動して拡大されれば注目されて紙面が売れるからである。だから「危機を煽る」のもマスコミ手口だ。煽るから不安になって過剰に情報が知りたくなる。結果マスコミに金を落とすことになるのだ。だから取りててて騒ぐ必要のない交通事故でも過剰に報道されるのである。その前に悲惨な事故があったからね。煽って不安にさせれば紙面が売れるからだ。本当はそんなに騒ぐ必要はないんだけどね。

もちろんこれは健康情報などにも言える。確かに専門の研究者が言うのだから正しい結果なのだろう。でもそんな情報は過剰にある。いちいち気にしていたら不安になるばかりだ。そして過剰に情報が欲しくなってどんどん扇動される。そして紙面も売れるけど、過剰に健康食品やグッズに金を使う事になる。本当の効果は不確実である。でもただ「不安」だから買うのだ。「健康」とか「死」は最も根源的な不安だからね。そして必ず来るけど、いつ来るかわからないから「不安」なのだ。そしていくら金を使ってもその不安からは逃れられない。そこがマスコミの思うつぼである。だから健康情報番組も人気があり、何かと怪しげな実証実験とか批判されてもにやめないのだ。

ここまで理解すれば今回の騒動もこれと同じである。単にマスコミが「金になるネタ」をつかんだのだ。騒動を拡大すれば、当分はネタに困らない。メシが食える。足を棒にしてネタを探す必要から解放されるのだ。紙面が埋まるからね。なので「和解されてた困るのはマスコミ」なので、あるかどうかわからない対立を煽る。本当はほっとけば、自然と解決する話である。単に示談交渉なのだから。当事者に任せればいいのだ。

でもってこう言う時に困るのが「取材拒否」である。これはマスコミ共通である。いくらネタでも、取材できなければ金にならない。なのでマスコミが一番嫌悪するのは「ノーコメント」で取材拒否である。これだと記事にできない。紙面が作れないのだ。

だから、貴乃花を叩くのである。答えないからね。金に出来ないなら、どんなネタでもクズである。そしてなにかと話題を提供する協会よりになる。わざわさ番組時間内に行って、ネタを提供してくれるのである。そこで貴乃花が出てくればとくダネである。和解かどうかなんてどうでもいい。リアルタイムのその画が欲しいのだ。

しかし貴乃花は沈黙を続けている。マスコミの取材にも応じない。マスコミ様が取材を要請したら応じるの常識だと言う傲慢さがマスコミにある。だから取材拒否をしたらどのマスコミであっても徹底的に抹殺するまで叩く。善悪ではない。「マスコミ様の取材を拒否した奴は気に入らないから消す」である。これがマスコミの暴力の根源である。だから「売名」とか「炎上商法」が成り立つのだ。

なので、きまってマスコミのコメントは「会見を開いて説明責任を果たせ」である。つまり「ネタを出せ」と言っているに過ぎない。本当は示談など私的な案件なので公開の義務はないのだが、マスコミは傲慢なので「取材の申し入れは無条件で受け入れろ」と圧力をかけているのだ。

もちろんこれも程度問題である。そして騒動を起こすタレントを何かとマスコミは重用する。ネタになっておもちゃにできるからね。当人も知ったうえの騒動だ。それで知名度が上がれば、飯のタネになる。橋下などそれでのし上がって政党まで作った。そして叩かれたが今もテレビの仕事もしている。それは「取材拒否」をしないからだ。なので橋下は「朝日の取材は拒否」と明言したから叩かれたのである。プロ野球ではナベツネは叩かれるが、本当の抹殺しようとは考えない。必ず擁護もされる。別に読売だからとかでもない。彼は元週刊誌の記者である。現場からのし上がった。なので記者時代の苦労も知っている。暴言とか言わなくても良いが、情もある。ナベツネの一言を取るために張っているのだ。その記者も取れれば家に帰って風呂にでも入れる。それは若い時に平の記者をやっているから苦労が分かるのだ。だからつい暴言とか本音を言ってしまうのだ。だから記者も叩き記事を書きながら感謝もしている。だから潰せないのだ。ネタ元を失う事になってしまうからね。

そう言う「マスコミの仁義」のような話はいくらでもある。政治家に張り付く番記者なんてのにも仁義がある。なので持ちつ持たれつで程度問題でもあるのだ。

なので、トランプとマスコミの関係も「取材拒否」が根源にある。会見を開かないとか、特定の記者を排除すると言った行為である。それはジャーリスト共通の問題である。個々の利害に関係なく会見を開かないとか排除されるのはマスコミとっては死活問題なのだ。情報が取れないからね。報道規制もジャーナリスト的には「明日は我が身」である。自分が会見から排除される危険が常にあるのだ。だから共同で抗議する。

マスコミにとって本当の敵は「取材拒否」である。この原則は絶対に変わらない。

この辺で締めたいと思います。

長文を読んでくださってありがとうございます。

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