得失点と勝率

baseball.yahoo.co.jp

headlines.yahoo.co.jp

 

今年のペナントの話を書きたいと思う。

そう言う話になると、やれ先発がどうのとか、4番とか戦力の話になるが、ちょっと離れて「セイバーメトリクス」の話をしたい。これは「野球統計学」と言って、個々の選手を数値で判断する。その集合体がチームである。なので「清原は番長だから」と言った主観的な判断は極力排除する。監督の采配もあまり考慮しない。統計だからだ。采配が当たるも外れるも「運」である。なのでセイバーメトリクスでは考慮しない。

でもって、野球は「得点を競うゲーム」である。つまり「多く得点して、失点が少なければ勝ち」のスポーツである。なのでセイバーメトリクスは得失点は重要な指標である。理由なんかどうでも良い。1点は1点である。なので総得点が多く総失点が少なければ「勝率は上がるであろう」と考えるのが、セイバーメトリクスの基本である。幾らサファテが凄くても、9回までにリードしてないとダメである。なので、局地的な「セーブ」とかでは判断しない。なので「野球統計学」とも言われるのだ。

でもって得失点はセイバーメトリクスでどう判断するかであるが。「ピタゴラス勝率」と言う方程式で計算する。

(総得点の2乗)÷(総得点の2乗+総失点の2乗)

で勝率を推定する。これに実際の勝率を参考にして補正をする場合もある。でも原則はこの方程式である。

例えば、2対1なら勝率はピタゴラス勝率では4割る5で「勝率は8割」と推定する。同様に3対2で勝ってるなら9割る13で「6割9分2厘」となる。得失点で勝率を計算するのだ。逆に負けているなら「3割7厘」となる。

チーム得点と失点はサイトに情報もあるので調べることも可能である。私は大雑把に一試合平均と取って当てはめている。もちろん正確な値を求めるなら直接二乗すればいい。

そして今季の得失点である。

1位広島               736 540
2位阪神               589 528
3位DeNA        597 598
4位巨人               536 504
5位中日               487 623
6位ヤクルト        473 653

1位ソフトバンク 638 483
2位西武               690 560
3位楽天               585 528
4位オリックス    539 598
5位日本ハム       509 596
6位ロッテ          479 647

広島の736得点は突出している。この方程式だと6割5分で93勝になる。実際には引き分けがあるので90勝くらいであろう。540失点は普通である。広島の強さは得失点から見ても「得点力」だ。巨人が点が取れないのは数字からも明らかで、計算では勝率は5割3分で75勝と言った所である。巨人は73勝なので、この得失点では想定内の成績である。

なので、仮に失点が500点で、得点が600点だと5割り9分である。84勝~85勝で優勝圏内と私は考える。この得失点を基準にペナントを考える私である。もちろん失点を450点に抑える事が可能なら違うだろうが、ソフトバンクも483失点なので、そう失点を押さえるのは難しい。

3位の横浜は計算なら5割前後である。得失点がほぼ同じだからである。補強すべきは投手力である。ただ補強から見るにあまり投手力は補強されていない。守備で100失点減るとも思えないので、大和の加入がどうでるか?でもある。無論広島並に打ち勝てば違うが、打線もそうは向上しないと考える。

2位の阪神はバランスが良く、補強如何では、広島をしのぐと考える。後20点得点を上げて、20点失点を押されば609点の508点になるので、十分優勝を狙えると思える。外国人の大砲が一人入れば、20点の向上は可能な数字である。ツーランとかスリーランとかもあるからね。

1位の広島は強いのは当たり前であるが。それは700以上の得点力である。この得点力なら失点が横浜並の600点でも優勝できるであろう。700得点で600失点と仮定しても勝率5割7分6厘で82勝。優勝可能な数字である。600失点は今年の横浜と同じレベルである。それでも優勝できてしまう得点力が広島にはあるのだ。

ソフトバングの強さは得失点から見ても明らかで天下無敵と言って良いだろう。理想的で投打のバランスも完璧である。それに比べると広島はややバランスが悪い。

西武はもう少し勝てそうだが、やはり投手力が鍵になりそうだ。野上の放出がどうなるかでもある。計算すると勝率は6割2厘なので、85勝くらいは可能である。でも690得点はソフトバンクを凌駕している。どちらかと言うとソフトバンクは守備のチームである。500点を切る失点はやはり投手力のなせる業だ。

楽天も補強次第である。阪神に近い数字である。パリーグは3強と言っていいだろう。投打ともに戦力が整いつつあり、あと一つピースが足りない感じである。私なら今一つなアマダーの代わりに大砲が加入したら違うと考える。開花して本塁打40本とか打ったら違うだろうが。パワーヒッターなので、30本以上は期待したい。

残りのチームにとっては厳しいシーズンだった言えよう。そして再建にも時間かかると考える。日ハムも清宮が加入したが、不安材料の方が多い。軒並み失点が600点である。これではそう簡単には勝てない。昨年の日ハムは619得点で467失点である。投手力が100点以上失点が違うのだ。仮に清宮が打ったとしても、失点を減らさないと日ハムの優勝は無い。

 

かように数字を見れば、そのチームの問題点が見える。そして補強はその対策である。


なので問題点にどれだけ対応した補強が出来ているかがポイントである。巨人なら打線、横浜なら投手陣である。得失点は投打のバランスでその基本となる指標なのだ。

この辺で締めたいと思います。

長文を読んでくださってありがとうございました。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村