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テレビとCM

文化 雑談 社会

news.nicovideo.jp

 


まあ、テレビについてである。

最近「テレビ離れ」言われて久しい。視聴率も落ちているそうだ。ネットやスマホの普及による所が大きいと聞く。

でもって小生の昔話を少ししたい。と言ってもさすがに「白黒テレビ」を見た記憶は無い。家に白黒テレビが映っている写真はあったが。覚えてはいない。

でも、初期のカラーテレビは知っている。結構長く使っていた。VHFとUHFの二種類があり、ダイアルをガチャガチャ回して切り替える。当時はそのチャンネルが壊れるから、頻繁に変えると怒られたものだ。「壊れるからやめろ」とね。そしてUHFはアナログであわせる。昔のラジカセのように合わせるのだ。なので、めんどくさい。そして一家に一台なので、大抵子供はテレビで喧嘩をする。小生もよく兄弟で喧嘩した。当時はテレ朝と日テレが映らなかった。県内に地方局が開局してない時代である。小生が小学校ころ開局した。なので関東ローカルが見れる「ケーブルを入れてほしい」と父に頼んで怒られた記憶もある。そう言う思い出はなぜか覚えているものだ。

そして、テレビの視聴形態にも違いあった。昔はチャンネルを頻繁に変えない。面倒だからだ。冬など特に辛い。こたつから出て変えるので寒い。なので、よほど人気番組ないと変えてまで見ない。逆に人気番組あると、その前後の番組も引きずられて視聴率が良くなる。そう言う視聴形態だった。今でも60代以上の人は「あまりチャンネルは変えない」そうである。

そのうちにリモコンが普及する。リモコンの利点は「簡単にチャンネルを変えられる」所である。冬もこたつに入ったままボダン一発で変えられる。なので、番組の途中であっても、頻繁に変えるようになった。もちろんそう言った傾向は昔もある。例えば野球中継でも「長嶋が三振したら切り替える」と言った具合だ。よく小生も言ったものだ「巨人の攻撃が終わったら少し見せて」とか。

それが、リモコンの普及によって簡単にできる。瞬間視聴率が言われ始めたのも、リモコンのせいである。もう視聴者は、つまらないと途中でも番組を変える。そうなってきて番組の作り方も変わった。「答えはCMのあとで」とか引っ張らないと見てくれないのだ。

一般的に視聴率がどうのと言う話がある。でもあれは番組の質とは関係無い事にきづいていない人が多い。元々視聴率は「スポンサーに実績をアピールするため」に作られているものである。単純に「見る人が多ければ、CMを見て商品の広告になる」と言うだけだ。だからあの数字は視聴者のための数字ではない。

そして所謂「一社提供」と言う番組がある。昔は「サザエさん」とか「水戸黄門」は一社提供だった。料理番組などは今でも一社提供が多い。キューピー3分クッキングとかである。まあ商品を番組のレシピに入れられるからでもあるが。たとえば味の素だと鰹節でだしをとらないで「ほんだし」をつかえるからとかである。雪印だったら乳製品を使うメニューにするとか。

まあそういう番組は「視聴率」を気にしない。番組そのものが自社宣伝なので、数字が悪くても放送する。なので長寿番組が多いのだ。スポンサーが「辞める」と言わないからだけである。ちなみに「水戸黄門」は「月曜に見る時代劇が無い」と創業者の松下幸之助が言って始まったとか。そんな話もある。

だから本当は視聴率なんか視聴者が気にしなくてもいいのだが。

なのでビデオデッキが普及すると、視聴者はCMをとばして見るようになる。それだと広告にならない。スポンサーは困るのだ。最近は録画視聴率とか言ってるけど、そんなのは必要ないのだ。CMを見ない層の視聴率なんか意味ないからである。

そして、テレビの普及率が世帯割合で100%を超える時代になった。一家に大人用、子供用と2台、3台と買う時代である。リビングに1台、寝室に1台とかね。家事をする主婦とっては台所にもう1台欲しくなったりもする。親戚の家庭はそうだった記憶がある。一家に1台のだった時代とは違う視聴傾向になる。リビングで父親は野球を見て、二階で子供はアニメをみる。主婦は台所でドラマ。昭和40年代のような視聴形態では無くなったのだ。当然「別々の部屋で同じ番組を見る」と言うライフスタイルにもなる。テレビが一家団欒の主役でなくなったもバブルのちょっと前からである。そもそも一家団欒と言う形態が消えつつあったのもこの頃からでもあるのだが。

そして今は多様化の時代である。テレビをリアルタイムで見る層も少なったし、ドラマなどネット配信が多い。なのでテレビではもうCMを見なくなってきている。テレビCMの在り方や危機はバブル崩壊の頃から言われていた。消費者の嗜好が多様化して、投網的な広告が効果が薄い事が分かってきたからだ。なので、最近は商品広告は少なくなり、企業イミージやブランド価値を上げるテレビCMが増えている。まあ所謂「私たちは未来へ挑戦します」みたいな感じである。そういうCMなら対象を限定せず、大量に配信できるテレビの方が効率が良いのだ。例えば「ストップ温暖化」なんてのも対象は限定しない。大人でも子供でも男でも女でも「ストップ温暖化」に協力してもらわないといけない。そういうCMはテレビの方が効果的なのである。

まあ、現実にテレビは多チャンネルで分散化するし、頻繁にチャンネルは変えるし、自動録画の時代にもなった。そして、どんどん視聴者はCMを見なくなる。結局は良質とか低俗とかテレビ離れの問題ではなくて「CM」と言うビジネスモデルとテレビ局の収益の問題なのである。

この辺で締めたいと思います。

長文を読んで下さって、ありがとうございました。

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