読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

中継と延長

 

news.nicovideo.jp

WBCのテレビ延長の件である。3月12日の試合が延長になって深夜0時過ぎまでかかった件である。それでもタイブレイクを採用したから点が入ったとも言える訳で、通常のルールならもっと試合時間は延びたと言えるだろう。

試合開始が午後7時と遅かったこともあるなので試合時間は4時間46分である。延長の割にはそれほど時間が伸びた訳ではない。ちなみにプロ野球の最長試合時間は1992年の阪神対ヤクルト戦で6時間26分、延長15回引き分けで3タイ3である。当時は「延長は15回まで」なので引き分けである。延長のルールは良く変わる。今は延長は12回までである。メジャーは「延長無制限」である。なので決まるまで延々とやる。

プロ野球の延長問題は昔からある。今に始まった話ではない。ナイターになってからは帰宅時間の問題もある。終電で電車が無く帰宅できないのだ。

引き分けを嫌うファンも多い。この件でも「時間制限」とか言っているが、プロ野球にも「時間制限」はあった。「3時間20分ルール」である。これは「試合時間が3時間20分を越えたら延長はしない」と言うルールである。もちろん9回まではやるけど、その時点で「3時間20分を越えていたら」延長はせずに引き分けである。昔はこのルールを採用していた。このルールは年配のファンなら大抵知っっている。その当時は、延長に関しては様々な議論があった。メジャーのように「無制限にしろ」と言う意見も多かったのある。

このルールは実は平成になっても採用されている。それは東北大震災の時である。電力の問題もあり復活して「3時間30分ルール」となった。当然引き分けは多くなり、ファンには不評だそうである。そして2014年に撤廃されて、今の「延長12回、時間制限なし」のルールである。

なので、当時も今も知っている私としては「何を今さら」感が強い。散々論議されているのだ。タイプレイクだって、時間短縮のルールである。もちろん抵抗感もあるけど今回試験的に導入したのだ。

発言者が松本人志と言うのもさもありなんである。彼には「ごっつええ感じ打ち切り問題」の当事者である。これはヤクルトのリーグ優勝の際に、特番となり当番組が中止になった。それで怒った松本人志が「辞める」と言ったの発端である。この件は問題にあり、フジテレビには抗議が殺到した。その頃から炎上のフジテレビである。

なので野球に関しては何かあるのだろう。確かに昔のプロ野球はテレビでは特権的な扱いが多い。延長もそうだし、なにより読売と巨人である。割を食うことが多かった。なので4月から9月と10月から翌年3月までは編成が違う。当然巨人戦の中継をやるからだ。野球中継にやっかみをもつタレントがいるのも分かる。

でもその中にあった昭和であっても「人気番組は強い」例えば大橋巨泉である。彼は巨人ファンだが「自分の作った番組は巨人戦に勝つ」と意気込んで作っていたそうだ。そして「クイズダービー」など数字の取れる番組は中継で潰れる事もなかったのである。当時の私はもちろん「クイズダービーとドリフの全員集合を見ていた」けどね。勝てると言うことを大橋巨泉は証明して結果を出したテレビマンである。そして巨人戦の放映権一億円と言われている。なので「その金があったらもっと数字が取れる番組が作れる」と大橋巨泉は豪語するわけである。

「視聴率男」と言う異名を持つ萩本欽一もこの松本人志のボイコットには批判的だそうである。要は「数字が取れてればそれが正義」なのである。そして当時「ごっつええ感じ」は問題も多く、視聴率も下降していた。10%とかだったらしい。そりゃあ、優勝のかかったヤクルト戦に勝てんよね。

スワローズとフジテレビは昵懇である。それはフジサンケイグループが「産経アトムズ」と言う球団を持っていたころからである。もともとは国鉄スワローズ産経新聞が買収して「産経アトムズ」となり、ヤクルトに売却して今のスワローズである。スワローズは国鉄時代からの球団名である。「特急つばめ」からつけた名前だと言う。つばめだから「スワローズ」である。そして現在もスワローズの株式の20%をフジテレビが所有していると言う。親会社ではないが出資企業でもある。なので関係が深い。その辺もあって、ヤクルト戦をフジテレビが優遇するのを松本人志は抗議したかったのかも知れないけどね。でもフジテレビのスタッフにも思いがある。元所有球団の優勝である。支援しているのである。特番を組んででも放映したいのである。

話を戻すと、確かに中継延長は他の視聴者に迷惑をかけるかもしれない。でも、4年に一度の国際大会である。毎日迷惑を掛けている訳では無い。日本シリーズだって、多くて7試合である。それを各社が分担して放映している。バレーだって、サッカーだって国際試合となれば中継延長である。なんだかんだ言っても国民にとって「重要な試合」なのだ。だから視聴率が上がる。確かに申し訳は無いかもしれないが、そう言う試合こそ「地上波」で無いといけないのである。それは「多くの人の関心のある試合」だから公共性があり、だから地上波でやる意味があるのである。でなければ「山田哲人のホームラン」を取ったくらいで炎上はしないのである。

潰れてしまう番組を期待していた人には気の毒だが、多少は我慢して欲しい。例えばオリンピックやサッカー時には「こっちも我慢するから」で良いと思うけどね。そして「AKB総選挙」だってファンにとっては一大イベントなのだ、それだって特番である。有名人が逝去して「追悼特番」などで番組が潰れる事もある。

お互い様と思ってはもらえないもんですかね?。

この辺で締めたいと思います。

長文を読んで下さって、ありがとうございました。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村