セーラー服と大正袴

 

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セーラー服の部屋着があるそうである。女子学生の制服だが、最近は女子もブレザーの学校もあるので、セーラー服に憧れる女子もいる。それで「部屋着」なのだろうが、一応「外出にも使える出来」と謳っている。

 

時にセーラー服の「セーラー」は「水兵」と言う意味である。いわゆる軍服だ。なので日本海軍も海上自衛隊も制服として使っている。ディズニーアニメの「ポパイ」の主人公のポパイの職業は「水兵」である。「ポパイ・ザ・セーラマン」なので「水兵」だ。だからあの服装である。

 

なので、外国人が日本の女子学生をみると驚く「女子でしかも学生が軍服を着てる」のである。ちょっと訳が分からなくなる。「不思議の国ニッポン」ってな具合である。たしかにそうだ。世界的には水兵の制服なのだから、普通は男性が着る服である。しかも下がスカートである。もう服装文化として訳が分からない。

 

でも、日本人の私は、映画などで初めて水兵を見て違和感を覚えたものだ。なぜなら姉が制服として「セーラー服」を着ていたからだ。女子の学生服と言うイメージしかない。戦争映画で兵隊さんセーラ服で戸惑った経験がある。それは「女子が着る服」と言う日常のイメージがあるからである。

 

もちろんかわいくて似合っているから良いのだが。時に間違った認識を持ってしまう事もあるのである。この場合は基本的に水兵が着る服なので女子学生の日常の方が違うのである。

 

日本で最初に女子の学生服にセーラー服を採用したのは1920年平安女学院らしい。男子が陸軍式の軍服なので、女子は海軍式にしたとか。ちなみに海軍でも礼装は詰襟である。士官の軍装は詰襟である。冬服は黒で夏服は白である。その「白い夏服の軍服がカッコいい」と言って海軍の入隊志願は多かったそうだ。

 

はいからさんが通る」の花村紅緒の許嫁の伊集院忍は「陸軍少尉」である。戦場で記憶喪失になるが、あれは「シベリア出兵」である。だからあのカーキ色の詰襟なのである。大正時代の話である。対してサクラ大戦大神一郎は「海軍少尉」である。なので夏服の白い詰襟だ。でも華撃団は陸軍なので、米田一基や藤枝あやめはカーキ色の陸軍の詰襟の軍服を着用している。

 

女子の服装しては「大正袴」もある。あれも凛々しくて良いのだが、近代になってからの服装である。下田歌子が考案したと言われている。学習院女学校の前身の華族女学院の制服として着用したの最初らしい。それが一般に普及して「大正袴」になったと言う。「はいからさんは通る」は大正時代なので「ストライクど真ん中」で花村紅緒は大正袴である。それが昭和に入って「セーラー服」を制服として採用し始めて、衰退していったそうである。

 

単に写真の子が「ちょっとかわいかった」だけなのだが、服飾の歴史も結構奥が深い。

この辺締めたいと思います。

長文を読んでくださってありがとうございました。

 

 

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