敬遠について

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野球規則改正により「故意四球(敬遠)の申告制の採用」が決定した。

これは守備側が「敬遠」と申告すれば投球せずに故意四球(敬遠)が行えると言う事である。従来のルールでは必ず投球しないといけない。メジャーでは昨年から採用されており、試合時間の短縮等が目的だそうだ。

とにかく投手は投げないといけないので、様々のドラマも生む四球である。割と多いのが「打者が打つ」である。別に打者は見逃す必然はない。ボールだから打たないだけだ。「打てる」と思ったらバットを振ってもいい。実際そうしてヒットやホームランを打ったケースもある。巨人ではクロマティが敬遠投球をヒットにしている。

敬遠と言うは色々なケースで起きる。まあ大抵は点が取られそうとかだけど、昔は「個人記録の妨害」も多かった。なので試合に関係無く敬遠する。

例えば打率などは、ヒット打たれると打率が上がるので、首位打者のチームは二位の選手を敬遠する。首位打者規定打席に達していれば休ませて打席に立たない。そうすれば打率は変わらないからだ。ちなみに打率は打数なので打席数ではない。打数は打席数から四死球、犠打、犠飛打撃妨害、走塁妨害の数を除いたものである。なので敬遠は含まれない。四球だからだ。本塁打記録は直接本数なので敬遠するだけでいい。二位の選手も敬遠されるけどね。なので江川が解説で「最終戦だから松井秀喜はタイトルのためにボールでも振れ」と言っていた。打率と違って減らないからね。

そうした行為は様々な物議も呼んだ。有名なのはローズの本塁打55本の記録の時である。王の記録抜くと言われた。そして敬遠されたのである。「妨害」と物議を呼んだ。バレンティンが更新した時もそうした騒ぎあった。

また敬遠したボールを捕手がミスしてパスボールと言うケースもある。投手が暴投したりもする。投手も敬遠の練習なんかしない。ストライクゾーンの制球は練習するが、ベースが離れた場所には上手く投げられないのだ。なので暴投になったりする。

じゃあ捕手があらかじめそこにいれば良いかと言うとそうもいかない。ルールで「捕手は投球されるまでキャッチャーボックスに両足を置いていなければならない」からだ。ボックスから外したらボーク(不正投球)になる。実際には厳密に敬遠のボークの判定はしないらしいが。片足だけ出ているなんて事は多い。捕手もパスボールが怖いからだ。またあえて捕手は立たずに「敬遠気味」にもする。捕手が座っていないと投げにくいと言う投手もいる。

一口に敬遠と言ってもだた投げればいいと言うものでもない。色々なドラマもあるのが野球である。

時代の流れでもあるが、ちょっと寂しい感じもするのである。

この辺で締めたいと思います。

長文を読んでくださってありがとうございます。

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